中学生&高学年が着たいと思うコートや洋服を作るには
今日はハンドメイド作品なのに、アパレルブランドのような作品をご紹介します。
あまりハンドメイドした洋服を着てくれなくなった中学生&高学年の女子に、着たいと思わせるコートや洋服を作るポイントも解説しています。
ライトコートのショール衿デザインを作って頂けました。
実はこの衿は、何年も前からずっと作りたかった衿です。キルティングジャケットやベストについている衿をイメージしています。
実際にキルティングジャケットについている衿は、もう少し小さくて衿ぐりが広い気がしますが、ちゃきステの衿は、出来るだけ衿ぐりがコンパクトで、衿を折り返した時に、首に沿ってしっくりおさまるように調整しています。
だから着用した時に、何とも言えずおしゃれな雰囲気が出るんです。(本当に素敵なんですよ~。)
このショールカラーは今回のライトコートの中でも特にこだわりを持って仕上げています。1つの型紙で2枚裁断して仕上げるのではなく、おさまりが良くキレイに仕上がるように、表衿と裏衿が違う型紙になったもので裁断し縫い合わせて作ります。
もともと男の子向けのイメージを持っていた衿ですが、女の子、しかも高学年や中学生にも似合うなんて驚きです。KAZUママさんのセンスはやっぱりすごいです。
とってもシンプルですが、素材感があって、とってもおしゃれ。手づくりしたとは思えない圧巻のクオリティーです。今回の作品のポイントは生地選びとボタンですね。
高学年の女子向け おしゃれなデザインに仕上げる方法
『ハンドメイドをしてきたけど、子供が大きくなってきて、作った洋服を着てくれなくなった。』
これってハンドメイドあるあるじゃないですか?
どうしたら、高学年以降のお子さんがハンドメイド作品を着てくれるのか。
それにはやっぱり、お子さんが着たい洋服を作るのが一番です。
自分の作りたいものはちょっと横に置いて、今まで持っていた子供服を作るイメージは捨てる事。
まず、小さいサイズの大人服をイメージして、全体のデザインを想像してください。
お子さんの好きなテイスト(ブランド)があると思いますので、そのイメージをチェックすると分かりやすいと思います。
デザインがまとまったら、あとはとにかくシンプルに仕上げる事を心がけます。
ここにこれがあったらいいかも?とかここの色を変えた方が素敵!と途中で追加変更せず、当初のイメージ通りに仕上げます。
すると大人っぽい洋服が好きな、小学生の高学年や中学生の女子に気に入ってもらえる作品になります。(色や素材は希望を聞いておくと良いですね。生地を選んでもらうのも良い方法です。)
作っている時は、物足りなくて不安になるかも知れませんが、デイリーウエアとして着られる洋服になりますので、お母さんにもお子さんにも喜んで頂ける作品になると思います。
※お子さんが好きなデザインの型紙かどうかはしっかり選んでくださいね。
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